フィールド調査:インド(2005年3月3日〜3月10日)
インドは行ってみないと分からない。たとえ行っても、1回や2回じゃ何も分からない。私が今まで行ったことのある途上国の中で、最もディープな国でした。
以下では、私の個人的な印象や見解を書きました。もし、インドの人がこれを見て気分を害されたらご連絡ください。不適切な箇所は訂正します。
New Delhi:
ニューデリーの中心に近い商店街の様子。中心に近くても外見は結構ボロボロ。走っているのはオートリキシャ。ちなみにリキシャは日本語の力車からきている
そうです。
New Delhi:
上の商店街の近くには、このように高層の建築物も立っており、道路工事も行われている。急成長をとげているインドの姿を表している。
New Delhi:
しかしその一方で、市内の中心地にもゴミが捨てられたこのような場所があり、その近くにテントのような物を建てて人々が暮らしている。写真には写っていな
いが、ボロボロのTシャツ一枚だけを着た(他は何も身につけていない)4歳くらいの男の子が遊んでいた。
インドでは貧困を目の当たりにする。車に乗って交差点で止まれば、汚れた衣類を纏った少女がお金をせびり、窓をたたく。
デリー駅に夜中に着いた時には、薄暗い場所に毛布に包まった人体が何十体と転がっていたので本当にびっくりした。どうやら駅に住んでいるらしい。
経済成長の果実は、何時になったら彼らにまで行き渡るのだろうか?
New Delhi:
市内の市場。上野のアメ横のような感じ。ここは肉屋が並んでいるコーナー。右下に見えるのは生きている鶏。ぶら下がっているのは多分羊。この先にはサリー
を売っている店や、香辛料を売っている店もあった。食料品を売っている店には、なぜか日本のマヨネーズも売っていた。
Old Delhi: 裏通りの人々が住んでいるところ。家はボロボロだが野菜は新鮮そうであった。人々の生活が感じられる。
Old Delhi:
上の住居のかどをまがると、こんな感じ。車の後ろに見えるのは豚三匹。ゴミをあさっている。このあと、放尿していた。通りの反対側にはヤギもいたが、写っ
てはいない。もちろん牛も見かけた。私の足元には牛糞が...
Mumbai:
以前ボンベイと呼ばれていたムンバイ。イギリス東インド会社がかつてあった場所。そのため、西欧の建築が今でも数多く残っており、椰子の樹とあいまってコ
ロニアルな雰囲気を醸し出している。証券市場はインドで一番大きく、経済活動は盛ん。デリーほど人の数が多くなく、殺伐とした雰囲気は無い。しかし、ムン
バイの人口の60%(約700万人)は貧民窟に住んでいるという。
Bangalore:
いまや世界的に有名なインドIT産業の中心地バンガロール。工業団地の中にある欧州企業。緑の敷地が美しい。
Bangalore:
工業団地の中には、このような近代的なビルがいくつもあり、中にはFujitsu,
SanyoやIntelなどのIT企業のオフィスがある。デリーの市内と比べたら、そ
の格差に本当に驚く。
Bangalore:
IT産業を中心に所得の高い人は、門番のいる塀に囲まれたこのような高級マンションや一軒家に暮らす。塀の外とは全く違う世界。
Agra:
有名なタージマハールのある田舎町。インドではオートバイ、自転車、車、リキシャがお互いに道を譲らず進んでいく。これに牛も加わるため、道路は混沌とし
た様相を呈す。
インドについて書かれた本で、興味深かったものは以下の通り。
『河童が覗いたインド』妹尾河童著、新潮文庫(インドについての理解が深くなること間違いなし。是非ご一読を)
目次に戻る