地形を見る目を養おう

オフシーズンにはスケッチや 粘土を使って地形を学んでみよう


 じめじめっとした雨の日が続きますね。梅雨が明けるのが待 ち遠しいけれど、そうしたら、あの日本の猛暑が訪れる・・・。さ わやかな気分で林の中を駆け巡れる季節は、ずっと先。こんな シーズンだもの、“少しでも速くなるトレーニング”はちょっ とお休みして、のんびりした気分でOLのことを考えてみまし ょう。今回は「楽しみながら地形を見る目を養いましょう」の お話です。
■晴れた日にはスケッチ旅行
 たまには、地図ではなくまっ白な画用紙を持って、気ままに 森の中を歩いてみましょう。そして見晴らしの良いところに来 たら、ちょっと気取って紙にペンを走らせる。でもピカソの絵 に対抗しそうな風景画を描くのではありません。書くのは茶色 の線。そう、見える地形を等高線で表わしてみます。尾根の曲 がり具合、沢のつき上げる位置、傾斜の変わり方など、いろん なところに注意して、正確でシャープな線を引きましょう。こ つを言いましょうか。人体像のデッサンと同じ、まず骨組みを しっかりとらえることです。それから幅、傾斜などを考えなが ら肉付けをしていきます。仲間といっしょに出かけて出来上が りを比べてみるのも楽しいですね。家へ帰ってから、現存の地 図と比べて採点するのもおもしろいですよ。
■雨の日は粘土で遊ぼう
 雨で、歩くのもうっとうしい日は、部屋の中にデンと居座る に限る。雨音のBGMにあつーいコーヒー、そして目の前に今 まで参加した数々の大会の地図があれば、充分幸せな時間が過 ごせます。走った記憶をひとつひとつ思い出すのも楽しいけれ ど、それはあんまり練習にならないもの。いつもと違って、粘 土細工で楽しんでみませんか。
 地図の一部分をマルで囲んで印をつけ、その部分の等高線の 立体化地形の模型図を自分で作ってみることにトライ! よく 本にも紹介されているトレーニングですが、実際にやってみた 方は、割に少ないのでは? 意外におもしろくて難しく、時間 がたつのも忘れてしまいます。そして雨があがったら「正解」 を見にいく、なんていうのもいいですね。
 地形のイメージは、OLにとって大切なことながら、なかな か短時間では身につかぬもの。レース中では、線状特徴物に気 をとられ、地形を読みとろうとする努力は怠りがちです。ふだ んから意識して、等高線←→実際の地形を転換する眼を養うこ とを心がけよう。地形がうまく読めるようになると、OLが簡 単で、おもしろくなります。

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